© 2019 by Jellyfish Research Laboratories, Inc.

クラゲコラーゲンの美容関連データ 技術者限定資料

クラゲコラーゲンは保湿だけでなく肌細胞を活性化してお肌をすこやかに保ちます。
​これまで得られた試験データを基にクラゲコラーゲンの美容効果をご紹介します。

​いずれも従来のコラーゲンではあまり確認できていない作用です。

真皮線維芽細胞増殖作用(FGF様作用)

加齢や紫外線の暴露により線維芽細胞の増殖は低下します。コラーゲンやヒアルロン酸などの細胞外マトリックスを産生する線維芽細胞を増加させることによって、老化した皮膚に活力を与え、お肌の若返り効果が期待できます。

 

試験方法とその結果

真皮線維芽細胞を、増殖基本培地(コントロール)、 コントロールにクラゲコラーゲンを添加した培地、それぞれを用いて、5% CO2, 37℃の条件で24時間培養を行いました​。培養後、細胞数をWST法により測定してコントロールを100とした際の相対値により細胞増殖活性を評価しました。その結果、クラゲコラーゲン0.001% を添加することで、一般的な培養条件に対して80%近い細胞増殖促進効果が認められました。 

表皮角化細胞増殖作用(EGF様作用)
ケラチノサイト(角化細胞)は皮膚の表皮の大部分を構成する細胞です。皮膚の保湿機能は表皮ケラチノサイトの増殖・分化とも関与していることが知られています。ケラチノサイトの増殖は表皮角層の保湿やバリア機能の正常化につながり、表皮角層の若返り効果が期待できます。
​この作用は他種由来のコラーゲンには無い、クラゲコラーゲン独自の作用です。

 

試験方法とその結果

表皮角化細胞をクラゲコラーゲンを添加・未添加の無血清培系で、5% CO2, 37℃の条件で10日間培養しました。 クラゲコラーゲン未添加の培地で培養した時の細胞数をコントロール(100)として、 クラゲコラーゲンの増殖活性を評価しました。その結果、クラゲコラーゲン僅か0.005%の添加でコントロールに対して30%以上の増殖が確認されました。 

ヒアルロン酸産生促進作用(HAS3合成促進)
表皮では水を大量に抱えたヒアルロン酸(HA)が細胞間に満たされており、細胞が生きるために欠かせない栄養分や代謝物、 電解質の輸送路として機能しています。HAは表皮細胞では主にHAS3の働きにより合成がコントロールされます。HA合成の促進されることによって、表皮角質に水分が保持され、お肌に弾力とハリを生まれ、若返り効果が期待されます。

 

試験方法とその結果

増殖因子であるBPEとEGFを加えた増殖基本培地にクラゲコラーゲン0.003%を添加し表皮角化細胞を10日間培養しました。クラゲコラーゲン未添加の増殖基本培地で培養した細胞をコントロールとして遺伝子発現を解析しました。内部標準Peptidyl-prolyl cis-trans isomerase A(PPIA)で 補正後コントロールを1.00に対する発現率を求めました。その結果、クラゲコラーゲン0.003%の添加によってコントロールの6倍のHA合成酵素の発現増強が認められました。

I型コラーゲン産生促進作用(COL1合成促進)
I型コラーゲンは、体内に最も大量に存在するコラーゲンで、骨や皮膚を形成して弾力性を持たせる働きがあります。I型コラーゲンの合成が促進されることによって、お肌のハリが生まれ、若返り効果が期待されます。

 

試験方法とその結果

増殖因子であるBPEとEGFを加えた増殖基本培地にクラゲコラーゲン0.003%を添加し表皮角化細胞を10日間培養しました。クラゲコラーゲン未添加の増殖基本培地で培養した細胞をコントロールとして遺伝子発現を解析しました。内部標準Peptidyl-prolyl cis-trans isomerase A(PPIA)で 補正後コントロールを1.00に対する発現率を求めました。その結果、クラゲコラーゲン0.003%の添加でコントロールの約6倍のI型コラーゲン合成酵素の発現増強が認められました。

インボルクリン産生促進作用(IVL合成促進)
インボルクリンは、加齢、ストレス、紫外線などによって引き起こされた皮膚の肌荒れ、あるいはバリア機能の低下やお肌のキメの粗さなどの改善・予防効果に優れるといわれ、皮膚のうるおい、 キメ、バリア機能等を改善が期待されます。

 

試験方法とその結果

増殖因子であるBPEとEGFを加えた増殖基本培地にクラゲコラーゲン0.003%を添加し表皮角化細胞を10日間培養しました。クラゲコラーゲン未添加の増殖基本培地で培養した細胞をコントロールとして遺伝子発現を解析しました。内部標準Peptidyl-prolyl cis-trans isomerase A(PPIA)で 補正後コントロールを1.00に対する発現率を求めました。その結果、クラゲコラーゲン0.003%の添加でコントロールの約2倍のインボルクリン合成酵素の発現増強が認められました。